卒業制作発表会があった。プレゼンテーションが終わって講評中に泣く者あり、最後までハツラツとしている者あり、様々だ。2ヶ月前の合同ミーティングから一挙に作業が凝縮された感じだ。なんだかんだで最後はきちっと仕上げてくるな、すごい!というのが素直な感想だった。発表会終了後は伝統となっている鍋もの屋さんでの打ち上げがあった。ここでもこれまでの緊張から解き放たれて泣く者あり、騒ぐ者あり、教員含めてこの日ばかりは無礼講という感じだ。彼らも何ヶ月後かには社会へと巣立って行き、食べて行くことの厳しさを知るのだろう。
送り出す側といえば、また新たな感性をもった1年生が入ってくる。デザインという共通の目的意識を持って入学し、エンドユーザーも兼ねる学生は何か対価を求める訳でもなく制作を行い、4年という時間で卒業して行く。そしてまた・・というような連続が毎年、数人の単位で起るのではない。非常に特異稀な集団であり、社会の中で貴重な集団であるという、お世話になった先生が言っていたのを思い出した。