DAS(社団法人総合デザイナー協会)主催の学生シンポジウムがあった。関西圏でデザインを学ぶ学生が普段の成果をプレゼンし、学生・デザイナーが親睦を深める催しである。前日に積み込んだ学生作品と共に7時前に家をでて名神で一路、大阪・梅田に向かう。午前中は参加校がそれぞれセッティング。午後2時から始まった。最初に参加校の学生が、作品のプレゼンを行った。学生のキャラ的な面もあるかもしれないが、作品の質よりも”プレゼン”教育がきちんとなされているかどうかということの発表の場であったようにも思えた。シンポジウムで、ある学生が「卒業後は東京の事務所で働きたい」と発言があり、司会のS先生から「関西でがんばってくれないんですか?」との質問に、発言した学生も「関西でがんばります」と言って、場内は笑いで溢れた。S先生のデザイナーの卵への関西圏における活動の期待と、目の上のたんこぶというか、常に現れる”東京”への対抗心が織混ざっての会場の笑いだったと思う。それは関西で長年、デザイン活動を行ってきたS先生の自負と、関西への愛着が見て取れた瞬間のように思えた。