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2007年09月 アーカイブ

2007年09月02日

片づけ

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研究室を片付け中である。7月の終わり頃から、いろいろ立て込んで、気付いたらすごい状態になっていた。ここへきて、やっと片付けも終わりが見えてきた感じだ。”片付け”で自身の中で、思い出す言葉がある。ハシモト氏(dreamscape.)の「何か始めるとき、回りを片付けてからでないとダメ」事務所時代のチーフの「どんなに忙しくても1週間に一度は整理する(書類も含めて)時間をとらないとダメ」。ただ自身にとって一番教育させられたのは整理整頓上手の嫁さんかもしれない。確かに、物が片付いていると ” 清々しい ”。

2007年09月04日

ガラス工房

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今日はTDW(TOKYO DESIGNERS WEEK 2007)に学生が出展する作品の制作に、ジュエリー作家のM先生とT先生、学生と共にGGG [ Glass and Graphic Garage ] http://www.e-ggg.com を訪れる。ガラスの制作工程を体験するのは初めてだった。(と言っても今日は学生がメインで、僕は見ているだけ)普段、日常ではコップなど製品としてあるガラスしか見ていないが、窯から出して直ぐのガラスはまるで生き物のようで、そこに人間が命を吹き込むといった感じがした。しかし、人間はよくこんな素材と生成方法を考えだしたなと改めて感心してしまう。また熱が無くなればOKということではなく、徐々に熱を落としていく除冷窯というのがあることも知る。学生たちは、ガラス室代表の佐藤さん指導のもと制作。熱さと、形にしていくことで、ガラスと格闘しているようだったが、羨ましく思えた。また訪れて今度こそは自ら体験したい。

2007年09月08日

直感

北欧に留学経験のあるT先生と学生との話の中で、アアルトsavoyという器の曲線のラインは何か論理的に考えられたものでなくて、直感的に出てきたラインではないかとアアルトのスケッチを見て想像したのと、留学していた折、多くの家庭でアアルトのsavoyがあり、驚きを覚えたという話を興味深く聞いた。だいぶ前になるが、建築家の難波和彦さんが出席された勉強会で、「数学は直感的だ」という話をされていたのを思い出した。「一番最初のアイデアは直感的」で、例えば数学のような一見、論理的なものも基は直感からきているといったニュアンスだったと思う。”直感”というのは何か人を動かす原動力になっている気がする。それは”信念”と置き換えてもいいのかも知れない、と思った。

2007年09月11日

金物店

注文しておいたスチールの丸パイプをK金物店へ取りに行った。御所近くの昔からの家具店が軒を連ねる通りから少し入った場所だ。今日、初めて行くので、店のご主人とも初顔合わせだった。卒業制作の時期になると学生からの依頼も多いらしく、学生の”もの”の知らなさを憂いていた。それでも引き受けるのは自身の勉強になるからだと言う。簡単な図面を持ってきて、やってくれとなる。こんなもの構造的に持つ訳ないだろとなる。それでお互い試行錯誤が始まる。ご主人曰く、「長年、職人をしていると頭が固くなってしまう」。学生をはじめ、デザイナーとの仕事はその固くなった頭を柔らかくするカンフル剤なのかもしれない。ものづくりはデザイナーと職人とのコラボレーションということで話は落ち着き、丸パイプを車に載せ研究室へ戻った。「おっちゃん、頼むわ〜」と言って旅行に行ってしまった学生もいたというエピソードを笑いながら話ていたご主人。また今度行くのが楽しみである。

2007年09月16日

DAS

DAS(社団法人総合デザイナー協会)主催の学生シンポジウムがあった。関西圏でデザインを学ぶ学生が普段の成果をプレゼンし、学生・デザイナーが親睦を深める催しである。前日に積み込んだ学生作品と共に7時前に家をでて名神で一路、大阪・梅田に向かう。午前中は参加校がそれぞれセッティング。午後2時から始まった。最初に参加校の学生が、作品のプレゼンを行った。学生のキャラ的な面もあるかもしれないが、作品の質よりも”プレゼン”教育がきちんとなされているかどうかということの発表の場であったようにも思えた。シンポジウムで、ある学生が「卒業後は東京の事務所で働きたい」と発言があり、司会のS先生から「関西でがんばってくれないんですか?」との質問に、発言した学生も「関西でがんばります」と言って、場内は笑いで溢れた。S先生のデザイナーの卵への関西圏における活動の期待と、目の上のたんこぶというか、常に現れる”東京”への対抗心が織混ざっての会場の笑いだったと思う。それは関西で長年、デザイン活動を行ってきたS先生の自負と、関西への愛着が見て取れた瞬間のように思えた。

2007年09月23日

モック

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来週末、試作品の打ち合わせに持っていくため、脚と座面の関係を検討するモックを作る。油圧式ベンダーを初めて使う。油圧式だけあって、丸パイプが簡単に曲がる。なかなか便利な機具だ。夕方から学生の打ち上げBBQに参加。途中から水かけ祭りとなる。案の定、頭から靴まで水浸しとなった・・・。

2007年09月29日

知識

秋のデザインイベントに出展する試作品の打ち合わせがあった。様々な工場が林立している所で、道に迷って遅刻してしまったのだが、暖かく対応していただいて恐縮してしまう。部長さんと若手のデザイナーの方々と、雑談も含めて2時間半程だったが、対応の早さに驚く。間髪入れずに進んで行く感じだ。脚の取り付きに関して、自身では構造的にもこれだと思ってモックを持って行ったのだが、もっとシンプルな案に変わった。今後、もっとこういうやりとりが何らかの作品でできたらと期待が膨らむ。打ち合わせも一段落した雑談の中で部長さんが言っていた事が印象的だった。それは、困難な仕事をして行くほど、知識が蓄積され、それぞれが担当した中で消化し、また何かの時にお互いが知識を出し合う。それが財産となり、また次のステージへと上がっていくといった内容だったと思う。マーク・ニューソンも自身のDVDの中で、様々なプロジェクトを通して膨大な知識や技術が身に付くといった同じようなことを言っていたことを思い出した。経験として蓄積される知識。当たり前のことであるけれども改めて、ズシンと来た。

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