石膏
石膏を使った成型ワークショップのサンプルをつくる。週末、岡山の高校生がつくるモノが楽しみだ。









石膏を使った成型ワークショップのサンプルをつくる。週末、岡山の高校生がつくるモノが楽しみだ。










勤務校の所要で、台湾へ。なぜか台湾の人は元気があるように見える。街中では何かしら日本語の看板を見る。表参道と描かれたお店。京都というホテル。セブンイレブンやファミリーマート、吉野屋、本屋には日本の雑誌、なんか不思議な感じだ。
これは勝手に思っていたのだけれども、国民党軍を率いた蒋介石が台湾に逃れたのは日本がかなりのインフラ整備をして、しっかり都市基盤があったからだと思っていた。それを中国人のG先生にぶつけてみると、逃れる場所としては台湾しかなかったのと、蒋介石はかなりの金品を持って逃れたので、インフラを整備するくらいの財力があったからインフラが既にあるないは問題ではなかったと一蹴されてしまった。最近は中国でも日中戦争を戦った将として、蒋介石が再評価されているらしい。G先生曰く、自身が子どもの頃は学校で、中国共産党のみが日本と戦ったと教えられたそうだが、子どもながらにもそれは怪しいと思っていたという話がおもしろかった。
フローズン・リバーを見る。アメリカとカナダの国境。完全に凍りつく川の国境と、そこに股がる先住民族の自治地区。その環境が引き起こす社会問題。地理的環境、家族愛、人種問題、良心の呵責、様々な要素が1つの物語に描かれていた。
久々にHさんと会う。「活気のある大学だね〜」やはり、そう言われるのは嬉しい。(と言うか、実際、そうなのだ)Hさんは神戸にある防災施設の企画ディレクターをされている。Hさんはもともと絵本を広く知ってもらい、絵本を通した親と子、人のコミュニケーションの場を企画されていて、私はその絵本を見せるための家具制作を担当していた。実際にお会いするのは数年ぶりだ。研究室で、今の仕事やこれまでの経緯などを話された。今年に入って、私が『その街のこども』を見たこともあって、その感想を話すと、阪神・淡路大震災を経験したユース世代のこと、3.11以降のことなどを話してくれた。Hさん自身も将来に向けていろいろ考えがあるようだった。車で駅まで送ると、いつもながら握手で別れた。Hさんはなぜか握手で別れる・・・いつか、その理由を聞いてみたい。
「その街のこども 劇場版」

勤務校の新年懇親会の帰り、工繊大のT先生とお茶でもして行きましょうか?ということになり、虎屋菓寮 京都一条店へ。私は季節の生菓子と抹茶グラッセのセット。T先生はあんみつを注文。空間も景色も菓子もとても優雅な気分になる。それにしても日本の和菓子、特に生菓子は生活の中の様々な情景を取り入れて、本当に雅なものだと、あらためて思う。

一時の美。「岸の眺め(きしのながめ)」と題された生菓子。微妙な色合いもきれいだが、どうやって作るのだろう。デザイン画を見てみたい。


店内は成人の日ということもあって、成人式の帰りらしい家族も見受けられた。T先生も私も、お互いに近い年齢の子どもがいることから、話は子どものことや家族のこと、国はもっと子育て世帯のこと考えるべき・・などなど、そんなんで2時間くらい居てしまった。世のおかあさん方の長話がなんとなくわかる気がした・・・。


「さよなら!僕らのソニー」(立石泰則 著)を読む。著者の成長と共にあったソニー製品への憧れと期待は同感した。私の中高校時代、どのメーカーであってもポータブルプレーヤーはウォークマンと言っていた。アルバイトしてソニーのウォークマンが欲しくても、ほとんど値引きをしておらず、仕方なく他メーカーのもので、我慢したのを思い出した。(ソニーのウォークマンを手にしたのは社会人になってからだった)そんな10代の経験もあってか、今だにソニー製品への憧れと期待のようなものがあるのは事実だ。
著者はソニーはエレクトロニクス事業がメインで、それを支える技術があってこそのソニーではないかという、しかし現実はモノではなくネットワークやソフト資産を活かした展開がメインにおかれ、技術者の流出もあり、そこから本当にみながわくわくしたモノが生み出されるのかと憂えている。
新聞の書評に「ソニーの変容は、モノへの夢が消えつつある現代におけるメーカーの困難さも伝えている。」とあった、”モノへの夢が消えつつある現代?”本当にそうなのか?と疑問符が付いた。社会主義では、車は動けばよかったし、シャーペンは書ければよかった。でもそれで人びとは満足していたのだろうか?そこには多分、人びとの生活の中で、モノへの夢はなかったのではないか。大袈裟かもしれないが、それが旧ソ連や東欧における社会主義崩壊の一側面でもあったのではないかと個人的には思う。モノへの夢や希望が消えてしまったら、おしまいなのではないかと。

ケン・ローチ監督の『SWEET SIXTEEN』を見る。
社会環境、家庭環境・・、生まれながらに変えられないものの中で、変わらない母親への愛情は純真であり、経験を重ねた大人から見たら甘く見えるのかもしれない。刑務所に入っている母親へ曲をテープに入れて送る際に流れる挿入歌、プリテンダーズの『I'll stand by you』が懐かしく、また印象に残るシーンだった。
I'll stand by you - The Pretenders

マイケル・ムーア監督の『キャピタリズム~マネーは踊る~』を見る。大手金融資本が政府の中枢に入り、自分たちのいいように政策を通してしまう内実と、現在、アメリカで起こっている貧富の格差。このねじれた資本主義をただすのも民主主義だろ!という叫びに思えた。驚いたのはアメリカにおいて、パイロットの年収が300万もないということ、それゆえ、他にアルバイトをしているという。高度な技術と大勢の乗客の命を預かる職業としてはあまりにも低い対価ではないだろうか。他にも判事が民間刑務所の利益のために判決を導いていた事実など、本当にそんなことが起こりえるのかということも。以前、『ルポ 貧困大国アメリカ II 』(堤 未果:著)を読んだ時の学資ローンの膨らんだ利子に追われ、しかもなぜか学資ローンだけは自己破産ができない法制になっており、永遠に追い立てられる構図などを思い出した。昨今のウォール街におけるデモとの繋がりが、マイケル・ムーア監督の映画の最後の言葉から見えた気がした。
This leg is attached to the VESA standard hole on the back of TV.
material ; leg:plywood hardware:steel




短い日程を終えてミラノを後にしました。

アルプスの山々を超えていきます。

こんなアルプスの渓谷にも人は棲んでいる。

夜明け。

朝焼け。

ミラノ大聖堂 学生時分に来たときと比べ、ジプシーの姿がなかったのが意外でした。
在住のデザイナーの方の話ではスペインの方へ移動したとのこと。

大聖堂と広告。修復中の有効活用、資本主義の凄さです。

ガレリア。

レンタルサイクル。街のいたる場所で見ました。クレジットカードでの使用のみ。

mia展。現在、隣に新ドームを建設中で、今年はテントでの開催です。

mia展内部。イタリアらしいのは週末以外は夕方からの開催です。ある意味、合理的なのかもしれません。

miniを改造したソファ。つくりのディテールなど、熱く語っていました。

学生作品の展示。専用のテントにて。プロトタイプが完成されていてホッとしました。

ミラノファッションウィーク初日。
道に黒とピンクの絨毯が敷き詰められます。正直、ここまでするのかと驚きです。

ホテルの隣の普通のスーパーに売っていたエコバック50円。
結構しっかりしていて、容量もあります。しかもグラフィッ
クがなかなかです。他にレタスとぶどうも買いました。
勤務校のイタリア企業との連携コラボの関係でミラノへ飛びました。

トイレに行く時は面倒ですが、窓側は景色を見られる点で最高です。

ロシア上空のツンドラ地帯。

多分、凍土が融けて無数の池ができているのでしょう。太陽の光に反射してきれいです。

自然がつくり出す模様。アートの領域です。
LIVING&DESIGN 2011にchacktoolの脚を変更し、クッション部のファブリックの素材を追加して出展しました。製品を介して、いろいろな感想をもらいました。こういった時間は本当に楽しい時間です。




勤務校の関係で高知での全国高等学校美術工芸教育研究会でのワークショップを行った帰りに、設計事務所時代に携わった牧野植物園に行きました。

植物園入り口。

全ての植物に名前があります。

管理棟。

もう15年くらい前にないますが、もっと光と陰を意識してパースを描かけなかったのかと反省しました。

当時はまだ入所したての新人でしたが、この空間の実施図面に少なからず、携われたことの意義を改めて強く感じました。
宮城の大学で教鞭を執られている先生がいるので、震災後何度か連絡を入れたのですが、全くかかりませんでした。フィールドワークをされているので、もしや春期休暇期間でもあるし、三陸方面へと行ってたりしてないか・・とも思ったのですが、今日、研究室に電話があり、無事が確認できました。話では震災後、電気、水道を始めとするライフラインが全く止まってしまい、今日やっと大学に来れたとのこと。とにかく長い横揺れで、最上階のこの屋根が落ちて来たら、もうないなと思ったそうです。いろいろ報道されていることを話すと、これまで電気が止まって、全くテレビなどが見れず「そんなことになっているんですか」と驚いている様子。被災の現場の人に情報が全くいってなく、遠く離れた自分の方がよく知っているこの矛盾。カップラーメンを買うのに3時間。水を汲んで来てトイレを流し、ガソリン、灯油が買えない。灯油が欲しいと嘆いておられましたが、「とにかくこっちは大丈夫です」と元気であったのが何よりでした。
本当にいつもの普通に暮らしている今の生活が本当に大切なものだということ、あたりまえのいつもの生活が幸せであることをあらためて考えました。
兵庫県の川西市の高校で模擬授業の帰りにふと見ると、HANAREの文字に矢印。何これ?、小道を入って行くと、昔の地主さんの民家でしょうか。りっぱな民家をカフェとギャラリーに改装したHANAREというお店にたどり着きました。お店の中はほんといい感じです。(ランチ食べたかった!)廻りの町並みも水路と曲がりくねった道とで、探索したくなる感じがしました。川西市は源氏発祥の地でもあるそうです。





東京、秋葉原の3331 Arts Chiyodaで京都精華大学デザイン展(卒業制作の選抜展)が行われました。
デザイン教育の現場からと題して連続講演が行われ、プロダクトからは坪井浩尚さんに講演をしていただきました。司会・進行として後半は題名に沿った形で、質問をさせてもらったのですが、質問に対して回答の反応がとにかく早くて、しかも、講演もそうだったのですが、生身からでてくる率直な言葉。自分はまだまだと謙虚な姿。30歳。すごい!ほんと学生にたくさん聴いてほしかったです。
講演終了後、偶然、坪井さんの旧来の友人であるデザイナーの谷山示(勤務校のデジタルクリエイションコースの非常勤講師でもある)さんが、展示を見に来られていて、教務のNさんと4人でお茶をしました。(正直、ここで”男前豆腐”のデザイナーさんとお会いできるとは思ってもいませんでした)行ったのは2k540という高架下をおシャレに改装した空間。高架下ってよく駐車場とかになっていますが、ほんとになんか無機質な陰な感じですが・・・、ここは高架下の空間をうまくつかっていました。JR東日本さんなかなかやるなという感じです。結局、どこもいっぱいで、近くのカフェコロラドへ。(個人的には2k540の中にあったハンモックに座るカフェが秋葉らしくよかったです)大学教育の話からそれぞれデザインの話まで、とても楽しい時間でした。
今日は勤務校の模擬授業があり、岡山の総社へ。スキームの話をしてから、スケッチ、制作。実際の制作時間は1時間半くらいでしたが、美術系の高校生諸君で、制作することへの集中力はありました。
1人1分くらいのプレゼンでしたが、みんなしっかり考えている。すごい!と思った次第です。