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2008年07月21日

シルクロードツーリング・第3章(1.プロローグ)

日記 2008

帰国して一週間。
東京の蒸し暑さは、カザフやウズベク、中央アジアの、「破壊力満点の暑さ」 をも凌駕していた。帰国の翌々日から始まった腹痛、久しぶりの 「熱帯缶詰」 通勤電車、帰国後5日目に気づいたビデオカメラ (しかも買ったばかりのハイビジョン!) の紛失、そんなゴタゴタからやっと這い出したというかんじである。

ビデオカメラの紛失は痛かった。っていうか金曜日まで気づかないオレはどうかしちゃってる。成田から家までクルマで送ってもらって、荷物を降ろすためにひょいと郵便受けの上にビデオカメラを置いて、しかも5日間もそれを思い出しもしなかったなんて……熱で頭がヤラれてしまっていた、 としか言いようがない。諺にあるとおり、「家に帰るまでが遠足ですよ!」。はい、その通りです、先生!

シルクロードツーリング・第3章(プロローグ)


1.プロローグ

「旅」、と言い切るには若干照れくさい。
オートバイはもとより、今日の行き先も、今夜のホテルも、三度の食事だって、すべて旅行会社がお膳立てしてくれたものだ。

でも、
毎日毎日、一つの仕事をしているフリをしていても15分に一度は強要される、メールやチャットやケータイメッセージへの返信……そんな普段の生活に比べれば、この旅行も十分に 「非日常」 であり、 「旅」 である、と言えなくもないだろう。

シルクロードツーリング・第3章。
2年ぶりの今回もやはり、徹夜明けの成田から始まった。騒がしくて全然相手の声が聞き取れない、成田エクスプレスのデッキで電話をし、席に戻ってはPCをたちあげて何本かメールを送り、空港でポストを探して請求書を出して、「いやいや、すみません」 と、すでに全員集合 (!) しているオジサマたちに頭を下げる。

「んー、でもまだアレ終わってないんだよな……」
まだ、やり残した仕事が頭をかすめる。とりあえず、2時間、仁川 (インチョン:ソウル) まで寝ようと決める。

しかし、毎度毎度、「きっちり仕事を終わらせてきたぜ!」 的な、『切り替え済み』 の涼しい顔をしているオジサマたちには頭が下がる。ボクはといえば、すべてが片付いて飛行機に乗れたことは、いまだかつて一度もない。

今回は、ウルムチからスタートし、ホルゴスの国境を越え、カザフスタンを通りウズベキスタンのタシケントへ。初めて中国の国境を越える。


<a href='http://eyevio.jp/movie/142537'><img src='http://eyevio.jp/_images/i/i6/i681165c22970763ff892586d412b12e/142537/nogzpishtksotppfxkmm_w1.jpg' />silkroad2008-01_route312-03</a>


今回の終着地、タシケントのホテルで書いたメモ
新彊ウイグル自治区のウルムチを出て8日間、中国のホルゴス国境、カザフスタンのアルマトイ、シムケントを経てウズベキスタンのタシケントに着きました。約2400キロ。容赦なく照りつける太陽と乾き、抜けるような青空と、地平線まで続く草原。そしてオアシスの風に吹かれるポプラの葉。ホコリと汗にまみれた旅でした。

混沌とした国境を越えるとカザフスタン。そこはもう欧州の香りのする土地でした。人々の顔立ちも、食べ物も、そして運転のマナーまで……。デタラメだけど、言いようのないパワーにあふれた中国とは、また違った雰囲気の漂うアジア。日本に帰って、写真を見せて説明をしても、「何が楽しかったわけ?」とみんなに聞かれるでしょう。でも、この空気と、においと、色の記憶は、何物にも変えられない宝物になるだろうと思います。次回は、このタシケントがスタートです。


この、タシケントまでの11日間の過酷な (?) 旅が始まる。
その昔、西域を目指したたラクダのキャラバンよろしく、ヤマハ製の 「ひとこぶラクダ」 に跨った、奇妙なコスチュームの8人が、アジアの十字路・タシケントを目指す。

コメント (7)

maji:

おかえりーーー!
カメラは痛いけど、心の目に映像は残ってるさーー!
あと、おじ様方の山ほどの写真も。
よかったですね、無事帰国&新たな体験。

写真見て、私も行った気になろ~っと*

hassy:

>maji

ただいま!
そうそう、キレイな景色見るとデジカメとかビデオとかに一生懸命になっちゃうけど、「目カメラ」こそ大事よね。

でもねー……、ビデオのファイルはちゃんと残ってるんだよ。
前の日ウルムチで律儀にPCに落としてたんだな。トホホ。

ビデオお楽しみに!(しかもハイビジョン!) と、
おじ隊長にお伝えくださいな。(涙)

は:

「んー、でもまだアレ終わってないんだよな……」
まだ、やり残した仕事が頭をかすめる。

まだ終わってないことのある中、ご遊娯でのご旅行、神経の太さに脱帽します。

july:

おかえりなさい~。って電話でも言いましたが。
今度また話を聞かせて下さいね。
もう3回目なんですよねー。憧れのシルクロード。
僕もいつか海外走りたいです。

155(ハイサイド):

うーるじー乙。オモロでしょ? また機会があればイくべぇ。

ってか陸でかっ。

hassy:

>july

誕生日おめでとう(笑)。
いつか合流ってことで>海外。
で、バイクは何?

>ハイサイド

うーるじー乙。またいきます。
ウィリーで国境越えましたよ(うそ)。

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2008年07月21日 20:15に投稿されたエントリーのページです。

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